免許合宿のためにバイトを休むことは可能?注意点もチェック

運転免許の取得方法として、免許合宿への参加を希望されることがあります。通学と比べると費用が安く学生などに人気です。ただ、ネックとなるのが期間の問題。バイトをやっていると、参加期間中は休むこととなりますが、休めるのかどうかで迷ってしまうところでしょう。

免許取得を理由に休暇はもらえるのか、加えてバイト先に頼む時の注意点などについても解説します。

どのくらいの期間が必要?

まず考えなければいけないのが、バイトを休む場合、どの程度の期間で申請をすれば良いのかについてです。いつからいつまで休みたい、と申し出る必要があるため、必要な期間を予め把握しておきましょう。免許合宿の卒業までに掛かる日数ですが、普通免許ATなら約14日間、普通車MTの場合は約16日間です。

ざっと2週間はスケジュールを空けなければいけませんので、多くの場合はバイトのシフトとの折り合いを付けないと、参加をすることが難しそうですね。ただ、気を付けたいのが、延泊の可能性があること。上記の日数はあくまでもスムーズにいった時の話であって、定められている教習を何らかの事情で受けられなかったり、最後の卒業検定に落ちたりすると、期間を延長することになり兼ねません。

多くの生徒はスムーズに卒業ができているものの、一方では延泊になる生徒も一定数存在するのです。もし帰れない場合は、バイトに更なる支障をきたすこともあるため、延泊の可能性も踏まえたスケジュール調整が求められます。

免許取得のために休める?

最も気になるのが、免許合宿を理由にバイトを休めるのかという点です。「問題なく休めるでしょう」、と言いたいところですが、可否の判断はバイト先によって異なります。快く送り出してくれるところもあれば、渋々了承をしてくれるところもあるでしょう。

あるいは、バイトを辞めてから行って欲しいなど、予期せぬ返答を受けることもあるかもしれません。申請をする側としては、嫌な対応をされると気まずいものですが、ただ、それは仕方ない面もあります。人が減ればシフトにも影響しますし、業務が大変になることも考えられます。

ぎりぎりで現場を回しているケースもあり、穴が出ると結構な負担になることもあるのです。とはいえ、相談をしなければ何も始まりませんので、休めるのかどうかで悩んでいるよりも、まずはその旨を伝えてみましょう。

学生ならOKが出やすいことも!

もしも自分の立場が学生ならば、意外とすんなり休めることもあるかもしれません。もちろん、バイト先の判断で異なるため確実とも言えないものの、ただ、学生を雇う側はそれなりに事情を理解してくれていることが多いです。

学校行事や試験などで休む可能性があることを承知で雇っていますので、学生ならではの理由でバイトに出られないのも、織り込み済みなのです。運転免許の取得も、学生の時ではないと難しいという事情もあり、それも仕方ないと許容してくれることもあるでしょう。

それに、学生の場合はそこまでシフトに、多大な影響を与えないことがあるのも利点です。学生のバイトは夜間や土日だけなどの場合も多く、しかも週に1~2日程度のこともあるはずです。影響の度合いが小さいことで、バイト先としても調整をしやすいと考えています。

これが週の大半を出ずっぱりのフリーターなどですと、シフトへの影響も大きいため困らせやすいです。したがって軽く働いている学生ならば、そこまで心配をせずとも良いかもしれませんよ。

早めの相談が大事!

バイト先に相談をする際、できるだけ早くその旨を伝えるようにしましょう。「後でいいや」などと思っていると、思わしくない状況に向かう可能性があります。早めに伝えておけば、バイト先も考慮をしたシフトを組むこともできますが、遅くなってしまうとシフトの内容を大幅に変更しなければいけないこともあるのです。

他のスタッフの予定まで狂わせてしまうこともあり、申し出が遅くなることで迷惑が波及してしまい兼ねません。ぎりぎりの申請では、益々バイト先に嫌な顔をされること受け合いですので、周囲への影響も考え早めに相談をすることをおすすめします。

タイミングを考慮する

免許合宿に参加をするにあたり、注意をしたいこともありますが、まずできるだけタイミングを考えて参加することです。特に嫌がられやすいのが、繁忙期のタイミングで抜けられること。バイト先としては、猫の手も借りたいほどに忙しい時に人が足りなくなるのは困るもので、そんな中での免許合宿の相談は余計に迷惑になりやすいです。

また、繁忙期を回避するために、免許合宿を合わせてきたかのように思わせ、人によっては嫌味のひとつでも言われ兼ねません。なるべく暇な時に合わせた方が、バイト先への負担は小さくなるはずですので、そこは配慮をしてみるのも良いのではないでしょうか。

無断で休まない

バイト先に相談をするのが面倒だからと、無断で休むのは厳禁です。連絡なしにバイトにこないというケースは、残念ながら珍しくないですが、一言もなく欠勤をするのは多大な迷惑を掛けます。急に人手が不足すれば、休みのはずの人が出なければいけなかったり、その影響で今後のシフトまで狂ってしまったりします。

雇い主だけに迷惑になるだけでなく、他のスタッフからも反感を買ってしまうことになり兼ねないです。下手をすればクビになる可能性も十分にあります。バイトだからと軽く考えず、相応の責任があることを認識して、適切な行動をとらなければいけません。

免許の取得を諦めない

もしかしたら免許合宿自体、参加をすることが難しい状況になることもあるかもしれません。そういった場合、バイトを優先して免許の取得を諦めてしまう人もいるかもしれないですが、免許を後回しにしてしまうのはあまりおすすめできません。

取得のためには時間が掛かりますので、今後社会人になるなどして余裕がなくなると、取りたくても取れない状況になってしまうのです。それに、業務で運転をしなければいけないという時にも、まだ免許がないとなると大変です。

もし免許合宿の参加が難しいようなら、通学で取得をするのもひとつの選択肢と言えます。通学の場合は費用が少し高くなったり、時間が長く掛かったりするものの、こちらの場合はバイト先との調整不要で利用することができます。

免許合宿だけが運転免許の取り方ではありませんので、状況次第では無理に行こうとする必要はないとも言えるでしょう。